ウツローのメンタルヘルス blog

うつ病界のイチロー選手=ウツローによる心の健康情報

うつ病になってから時間の経過が遅い。。

時間の経過が遅い
 

Hi(^^)/ ウツローです。

 

今回は体験談をつらうらと書いていきます。テーマは「時間の経過が遅い」です。

では、Let’s Go!!


タイトルの通りなんですが、うつ病を患ってから時間が経つ感覚がめちゃくちゃ遅いんですよね。

よく季節の変わり目や年末に多いセリフで「え~今年ももうこんなに経ったん?!」「もう今年終わるー!!」というのをよく聞きますよね。

この感覚に陥ったことが病後、まったくありません!!
ほんとに。

時間の経過が遅いというのもそうなんですが、少し表現を変えると、時間通りに過ごしています。

「えっ今日、もう終わりやん!」とか「もう1週間経ったの?はえ~」とはまったくなりませんでした。

なぜか?

病気の症状で毎日、1日中苦しんでいるからです

発症や休職直後は特にえげつないですね。ベッドで横になっているだけなんですが、それでも苦痛。これまでに反芻思考(はんすうしこう)について触れましたが、もう苦しみが頭から離れない。だから起きている間が苦しくて長い

また、寝ていても眠りが浅く、悪夢をみているので、寝ていてもしんどい。

こんな状況で時間の経過が早いなんて全く思いません。

「早く楽にさせてくれ」
「治った時期にワープさせてくれ」
「現実から逃げたい」


と何度思ったか。

この「楽にさせてくれ」が厄介なんですよね。。希死念慮(きしねんりょ)の入り口になりますから。。


よく楽しんでいたら、忙しかったら時間の経過が早いといいますが、真逆ですね。
苦しんでいるし、出来ることないから時間の経過が遅い。

つらい。。

今は症状が安定しているとはいえ、時間の経過が早まったとは思いません。それ相応だなという感覚です。遅くはないですが、早くもないです。

 

今回はうつ病の体験談を書かせていただきました。この感覚は、あまり話したことがないので、みなさんはどうなんでしょうか?もしよければ、コメントをブログやTwitterにでもいただけると幸いです。

ご覧くださりありがとうございます。



【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

投薬治療(抗うつ薬)について解説します

Hi(^^)/ ウツローです。

 

今回はうつ病治療の基本である投薬治療、特に抗うつ薬について書いていきます。
抗うつ薬と聞いてどんなイメージがあるでしょうか。決してハイパー!!Yeah!!となる違う種類のドラッグではないとだけ冒頭で述べておきます。

では、Let’s Go!!

投薬治療で処方されるもの

 風邪や花粉症といった市販でも売られている薬に関してはあまり抵抗ないですが、精神疾患で処方される薬ってなんか不安ありませんか?
 

私は「副作用がこわい」や「依存性があるんじゃないの?」「性格変わることある?」「効くの?」などと思っていました。

今思うと、薬ですから何にでも副作用はありますし、効果がなければ国から認可おりませんし、症状を抑えるものなので、自分が変わるとかないですよね。

ただ誤診があることや、量や種類もたくさんあるので、どれがその患者さんに効果があるかというのは、試していかないと効果があるのかはわかりません。

実際、私もこれまでで15種類(精神安定剤睡眠薬含む)を試してきました
服用量も合わせるともっと試していますね。抗うつ薬に関しては今は落ち着きましたが、睡眠薬に関しては状態に応じて調整しています。

そう、このように、精神疾患になると、その病気に対する薬だけではなく、身体面からも症状が出ることが多いので、抗うつ薬精神安定剤睡眠薬など数種類の薬が処方されるのが一般的です。

抗うつ薬の種類

 今回は抗うつ薬について書きますので、他の薬については触れませんが、もし興味があれば、書きますので、その場合は、コメントやTwitterYouTubeなど私になにかしらご意見ください(^^)

さて、抗うつ薬ですが、おおまかに5種類あります。次の画像をご覧ください。 

 

f:id:utsuroMH:20200327092355p:plain

抗うつ薬の種類と解説

このような歴史をたどって、日々研究、治験が行われています。
各時代には特効薬として期待されて広まっていきますが、時代とともに評価は変わっていきますね。まぁ当然のことですが。

抗うつ薬の作用

 こうした抗うつ薬がどのように作用しているかというのが、様々な文献で図で示されているんですが、なんかいまいちわからないんですよね。
というのも専門用語が多くて入ってこないんです。

もっとおおまかに説明してくれてもいいのに。。

そう思って、私のイメージで図式化してみました。

ざっくりと健康な場合、うつ病の場合、抗うつ薬SSRISNRI)を用いた場合にどういう風な働きがあるのか、イメージづけていただければ幸いです。

 

f:id:utsuroMH:20200327093101p:plain

健常者の神経伝達

 

 

f:id:utsuroMH:20200327093126p:plain

うつ病患者の神経伝達

 

 

f:id:utsuroMH:20200327093151p:plain

抗うつ薬の働き

拙い図ですみません。でもこんな感じなんですよね。おそらく。

抗うつ薬の種類と解説

 これまでに抗うつ薬について解説してきましたが、大前提です。

文字通り

用法・用量を守って正しくお使いください!!

うつ病などの精神疾患になると、別の記事で書いたように希死念慮(きしねんりょ)が出てきて、OD(オーバードーズ)をしてしまう方や、自分で勝手に調整して効果が表れない、または効きすぎるなどの医師が想定していない事態が出てしまいます。

それは、命の危険に関わってきますし、病気を治すための薬なのに、逆に悪化させる事態につながります

必ず医師の指示通りに服用しましょう。


もし、医師や薬を不信に思うのでしたら、正直に医師や薬剤師に相談してください。決して自己判断で調整することはないように。

まとめ(2020/3/27)

うつ病を始め、精神疾患にはいろんな治療がありますが、世界を見ても投薬治療が基本です。なかには「薬でうつは治らない」などと述べていますが、それならそっちが主体の治療になっているでしょう。こうしたことについては、意見がありますので、また別に書きます。

今回もご覧くださりありがとうございます。
ブックマークや読者になっていただければ励みになります(^▽^)

 

 


【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

 

光トポグラフィー検査でうつ病の誤診を防ぐ?!

Hi(^^)/ ウツローです。


前回末尾に書いた通り、今回はうつ病は脳の病気である」ことを証明する診断、検査について書いていきます。今、自分が本当にうつ病なのかな?と思っている方、ぜひご一読ください。

では、Let’s Go!! 

脳の血流を測る

まず今回の記事の核となる検査を紹介します。

それは

光トポグラフィー検査(NIRS; optical topography)と呼ばれるものです。

この検査は、NIRS(近赤外光脳計測装置:きんせきがいこうのうけいそくそうち)と呼ばれる装置を使い、脳の血流を画像で見ることにより、うつ病双極性障害統合失調症を見分けるというものです。

そう、現時点では多くの精神疾患がある中で、この3つしか見分けることはできません。また、脳の機能が低下することがわかっていても、なぜそれが起きるのかが解明されていないのと同様に、どうして脳の活動パターンの違いが出るのか、ということはまだ解明されていません。もちろん検証は重ねてきたとはいえ、個人差がありますので、結果によっては、診断不能になる可能性もあるようです。。


検査内容やどのような機械を使用するのか、健常者の場合と病気の場合の結果の違いなどは、次のリンク先を見た方がわかりやすいと思いますので、ご覧ください。

【参考】
心の風クリニック(千葉県)

新宿ストレスクリニック

油山病院(福岡県)

簡単に説明すると、脳の血流を測れる装置を頭につけて、言葉を発する。そのときの酸素の動き=血流の状態=脳が活発に働いているかどうかを調べるということです。


多少、不安要素も書きましたが、これまで問診が中心だったうつ病の診断に科学的な検査により、病名が特定されるということは、非常に画期的ではないでしょうか

ただし、現時点ではこの検査がすべて!絶対!というわけではなく、あくまで医師の診察をサポートする補助という位置づけです。

私もこれまでに「治療には医師との関係性が重要」と述べてきましたので、これには同意です。ただ、「本当にうつ病なのか?」とか「薬を長年服用しても良くならない」といった方は、自分の病名に疑念を抱くのは自然なことだと思います。そうした方々にとっては、受ける価値はあると考えています。

よくあるのが、うつ病双極性障害の誤診ですよね。双極性障害は特に落ち込んだときに受診するため、うつ病と診断される傾向にあります。それがこの検査では違いが出ますので、タイトルの通り、誤診を防ぐ効果は期待できます


ちなみに、海外では、「fMRI(機能的磁気共鳴画像:きのうてきじききょうめいがぞう)」ですとか「脳波検査(QEEG)」といった同様の検査もあるようですので、海外からご覧いただいている方はそちらも調べてみると良いかもしれません。

検査費用や時間は?

紹介して興味をもたれましたか?そこで気になるのは、
「どこで受けられるの?」「費用は?」といったところだと思います。
いくつか調べてみましたので、次にまとめました

検査費用:¥4,000~¥13,000
検査時間:30~60分
検査結果:当日~2週間

はい。自由診療なのでバラツキありです。(泣)

ちなみに私が受診したところは¥7,000ほどで、その日に結果がわかりました。
あっ、ちなみに検査には全く痛みは伴いませんので、ご安心を(^^)

検査自体に費用と時間がかかりますから、遠い病院に通院するのは私はお勧めできません。。「光トポグラフィー検査」とネット検索すればいくつか病院がヒットしますので、出来るだけお近くの負担が少ない病院を選択されると良いのではないでしょうか。

これでもまだ心の病気といいますか?

これまでに述べたように、こうした最先端の科学検査によって、うつ病などの精神疾患を「脳」を測定することで特定できる時代にきています

もちろん先述のように、診断の補助となるものですが、それでもまだ「心が弱いから」「気のもちよう」とか考えますか??

明らかに違うでしょう!!

先のリンク先を見ればわかる通り、健常者と疾患者では結果が全く違いますから。
ぜひね、まだ「心の病気」と言っている時代遅れの認識を持っている方には、この記事を読んでほしいと思います。

もし、そうした言葉をかけられて辛い方がいらっしゃれば、スマホでこの画面を見せてやってください!

まとめ(2020/3/26)

今回はうつ病などの精神疾患を科学的検査によって診断するといった内容について書きました。このように精神医学も心理学だけでなく脳科学からも解析が進んでいっているんですよね。
こうした最新の情報なども書いていきますので、ぜひご興味があれば、ブックマークや読者になっていただければ励みになります(^▽^)

ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病は脳の病気=脳の機能低下が確認されています!

Hi(^^)/ ウツローです。

 

前回に引き続き、「うつ病は脳の病気である」について、別の説を書いていきます。

では、Let’s Go!!

脳科学から見るうつ病

これまでうつ病は「心の病気」と考えられてきました。それは以前の記事で紹介していますので、ここでは割愛しますが、

うつ病になると表れる症状は、脳の機能が低下していると判明されています。

うつ病の人では、前頭前野のDLPFCの活動が落ちていることがわかっています。

聞きなじみない言葉でましたね。説明します。

DLPFC:背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)。頭の前方にある前頭葉の外側にある部分で、考えたり、判断したり、意欲と深い関わりのある場所

つまり、このDLPFCという脳の機能が低下することによって、意欲や注意力、思考力、食欲、記憶力の低下や睡眠の障害などという症状が出てきます

このDLPFCの左側は「快」を、右は「不快」を予測して、それを感じ取る時に活発に活動するため、うつ病の人の脳では、脳の左側の活動が落ち込んでいて「快」を感じにくいくく、右側の活動が活発なため「不快」を感じやすくなっているようです。

よく左脳や右脳と言われていますが、これらの機能・活動のバランスがとれていないわけですね。

他にも扁桃体(へんとうたい)といった不安や悲しみを生み出す場所が過剰に反応していたり感情や思考を司り、自律神経の中枢を担う視床下部といった部位にも異常が発生していていたりとされています。

脳の機能回復に有効とされる治療法

うつ病治療の基本として投薬治療があります。それは前章で述べた脳の機能を向上させる働き、それを手伝う化学物質を増やす作用を促します。薬については、別の記事で書きますので、ここではこの程度にさせてください。

もちろん投薬治療で効果はあるのですが、構造・仕組みとして即効性がなかったり、
副作用が出たりということはご承知の通り。。

そこで電気けいれん療法や、現在注目されている治療として「磁気刺激治療(TMS)」があります。

これらは、脳に刺激を与えて、機能回復を促すことになるので、即効性があると言われています。

電気けいれん療法では、副作用として記憶障害が残る可能性があるようです。

磁気刺激治療に関しては、ほぼ副作用がないという、奇跡の治療とも言われています。

完治させるのは自分自身

前章の治療ですが、まだまだ検証段階ではありますし、日本では保険適用がされていないという問題や疑念はあります。

ただ、こうした脳の機能を回復する治療があっても、完治させるのは自分自身だと私は考えています。

なぜか?

うつ病精神疾患になる人というのは、対人関係や環境、役割の変化に伴う順応不良などが発症の原因とされています。

つまり、

脳の機能が回復したとしても、そうした事象に対しての認知のバランスを整えることが、完治=長く安定して生活する、自分自身を取り戻すことになると考えているからです。

とはいっても、脳の機能が回復して意欲が出ると、認知の歪みといった問題にも向き合えるエネルギーが出てくるでしょうから、そうした面では効果はあるのかなとは思います。

どっちつかずな感じですみません。。

まとめ(2020/3/25)

今回もまた、うつ病が脳の病気である点について掘り下げていきました。今度は、なぜそう判明してきたのか?検査方法についても紹介したいと思います。

ぜひご興味があれば、ブックマークや読者になっていただければ励みになります(^▽^)

ご覧くださりありがとうございます。

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病は脳の病気ーモノアミン仮説

 Hi(^^)/ ウツローです。

 

以前、別の記事で、うつ病は脳の病気であると書きました。

今回は「なぜ脳の病気」なのか?という点について掘り下げていきます。

 

では、Let’s Go!!

モノアミン仮説

見聞きしたことありますかね?まず第一になるのが、このモノアミン仮説です。

 

モノアミン仮説とは、気分や感情に関係する神経伝達物質のモノアミン(セロトニンノルアドレナリンドーパミン)が不足しているということが、うつ病の人の脳で起こっているとされている説です。

 

そこまでわかっているなら、なんで仮説なの?

 

と思いませんか?私は思いました。

 

それは、うつ病の人の脳で起きているのは明らかなのですが、なぜそうなるに至ったかという原因が解明されていないからです。

 

そう、現在の精神医学では、うつ病に伴う症状がこうしたモノアミン、脳の機能低下によって発生していることはわかっていても、なぜそうなるかまでは検証段階なんですよね。。

 

だからいろんな情報が錯誤していますし、日々更新もされていっています。

 

早く解明されてうつ病患者(私も)が治りますように!!(切実)

モノアミン仮説に対する治療

前章でモノアミンが不足していることは述べました。このモノアミンについては冒頭のリンク先にそれぞれがどんな活動を担っているかも書いていますので、ぜひご覧ください。

 

うつ病の基本的な治療は「投薬治療」であり、処方されるのは「抗うつ薬ですよね。

これには、SSRISNRI、三環系、四環系などといろんな種類がありますが、薬に関しては別の記事で書きます。

 

これらに共通しているのは、モノアミン、特にセロトニンノルアドレナリンに作用する・増やす働きがあるということです。

 

不足しているなら、薬の力を借りて分泌を促そう。セロトニンが増えれば意欲の向上や不安の解消にもつながっていくだろう。こうした目的で処方されています。

 

読んできた文献によると、セロトニン自体はすぐに増えていくようですね。ただ、それを伝達する神経が破壊されている、機能が低下しているなどといった影響から、効果が出るまでは2週間かかるであったり、うつ病患者の3割が薬が効かないなどといった情報もあります

モノアミンの原料

これらモノアミン。健康なときには正常に分泌されていますから、薬がないといけない!というわけではありません。もちろん病気になったら薬を飲むべきですし、私は「薬を飲まずに治す」と謳っているところは懐疑的な姿勢です。

 

モノアミンの原料はどういうものか??

それは、たんぱく質アミノ酸です!! 

 

直接的に作用するわけではなく、体内でアミノ酸を、次のような過程を経て合成されていきます。

 

セロトニンたんぱく質→Lトリプトファン→5HTP→セロトニンメラトニン

 

ドーパミンノルアドレナリンたんぱく質→Lフェニルアラニン→Lチロシン→Lドーパ→ドーパミンノルアドレナリン

 

ちなみに睡眠に良いと言われているGABAも似たような過程ですので、追記しますね。

 

GABA(γアミノ酪酸):たんぱく質→Lグルタミン→Lグルタミン酸→GABA(ガンマアミノ酪酸

※ガンマアミノラクサンと読みます。

 

いくつかメディアや薬局のサプリメントで見かけたことがあるものも見つかりますかね?

 

現代の日本人は、ビタミンやカルシウムが不足していると言われていますが、たんぱく質も同様です。

 

たんぱく質といえば、鶏のむね肉やささみ、大豆製品(納豆、豆腐など)が有名ですね。

 

私はトレーニングをしていた時期もあったので、プロテインを常備しています。普段の料理で確保しづらければ、プロテインを摂るというのも一手だと思っています

 

こうした栄養に関する情報やサプリメントについても試してきたものがありますので、また記事にしようと考えています。

まとめ(2020/3/23)

今回は脳の病気とされている一番の説である、モノアミン仮説について書きました。

他にもいろんな説が日々更新されいっていますので、別の説についても書いていきます。ぜひご興味があれば、ブックマークや読者になっていただければ励みになります(^▽^)

 

ご覧くださりありがとうございます。

 

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病は「脳の病気」ー心の風邪ではありません

Hi(^^)/ ウツローです。

 

いきなりですが、うつ病は「脳の病気」です。

えっ?心の病気じゃないの?メンタルが弱い人がなるんじゃないの?気の持ちようでしょ?

はい。すべて時代遅れの認識です。現代の精神医学では、次のように考えられていますので、ご覧ください。

うつ病とは

まず、うつ病とは、抑うつ障害群の中の「うつ病または大うつ病性障害」というものを指します。この抑うつ障害群の特徴としては、抑うつのいくつかの特徴的な症状に当てはまり、それがほかの精神疾患によるものではなく、躁状態は伴わないこととされています。

 

なお、この大うつ病性障害というのは、アメリカ精神医学会が作成している「精神疾患の診断・統計マニュアル(DSM5)」という手引きに書かれています。

 

専門用語が続いてなんのこっちゃですよね。簡単に述べます。

 

DSM5という手引きに沿ってうつ病の診断がなされている、うつ病には躁の状態は含まないと解釈いただければ十分です。

うつ病の症状

うつ病と診断されるに際し、代表的な症状は次の9つです。

①1日中ゆううつな状態
②1日中興味がわかない状態
③食欲の増減が著しい状態
④不眠または過眠の状態
⑤落ち着きがない、動作が鈍い
⑥疲れやすく、無気力な状態
⑦自責、罪悪感を抱く
⑧思考力などが低下した状態
希死念慮がある

これらの内、5つ以上が当てはまり、2週間以上続く場合にうつ病と診断されます。
※1つ目と2つ目の項目がどちらかが当てはまることとされています。
※この項目は原文ではなく、簡略化しています。

 

ここでお気づきでしょうか?普段「あ~うつだわ」「まじ病む」と言ったり聞いたりしているかと思います。でも、上の通り、その気分や状態が、1日中、毎日、2週間以上続いていますか?たぶん違うと思います。

そこがうつ病を患っている方と、普段の抑うつとの大きな違いです。

 

では、なぜそうした違いや症状があらわれるのか?それは次の章で説明します。

うつ病となる仕組み

脳の神経伝達物質であるセロトニンノルアドレナリンドーパミンといった感情の安定や意欲増進につながる神経伝達物質の異常が脳内で起こっているからとされています。

 

異常というのは、物質が不足していたり、上手く伝達されなかったりという状態を指します。

 

今では、光トポグラフィー検査という脳内の血流の変化を読み取って、脳の活動状態を調べるというものがあります。

これはあくまで診断の補助となる検査ですが、脳の状態を調べて、病気を特定するという点で、「心の病」ではないといえるでしょう

 

この検査については、また追々触れていきます。

なぜ心の病気と考えられているか

でも冒頭で述べたように「心の病気」という認識はありますよね。

 

私はその理由を、「心の風邪」というキャンペーンが過去10年以上前にあった名残だと考えています

 

このキャンペーンなんですが、うつ病には早期発見、治療が大事」ということで精神科や心療内科への偏見が強くあった時代に、診察のハードルを下げる狙いと製薬会社が抗うつ薬を広めるため(治療として広める点と売り上げの点)に謳った宣伝文句です。

 

「風邪のように誰しもが罹る可能性がある」点や「早期治療が大事で心療内科に関する門戸を広くする」という点は理解でき、メリットにはなっていると思います。

 

ただ、その弊害として、「心の風邪」であったり、「心が弱い人がなるんだ」という認識が根強く残ってしまっているのでしょう。。

 

10年以上前のことですよ?スマートフォンが出始めた頃です。

それだけでも情報や社会に変化が起きていることがわかりますよね?でも「心の病」という認識は変わっていない。変わっていてもごく少数。。

 

どないなっとんねん!!(怒)

 

初回の記事でも書きましたが、私はこの社会の誤った認識を正していきたい!「心が弱いんだろ」と言われて辛く感じている人の一助になりたい!!という想いでブログやTwitterYouTubeを始めました。

まとめ(2020/3/20)

いかがでしたでしょうか。「心の病」という認識から「脳の病気」という認識に少しでも変わっていただけましたでしょうか。

 

この点に関しては、まだ強く言いたいので追って書いていきます。

 

こうしたことをこれからもブログやTwitterYouTubeでも進めていきますので、「良いな」「応援します」と思ってくださったら、フォローやコメントなどいただければ、励みになります!!

 

ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

 

うつ病発症時を振り返る

Hi(^^)/ ウツローです。

 

今回はこれまでの記事とは趣向を変えて、つらつらとうつ病を発症した当時の記憶を書いていきます

 

まさに今くらいの時期です。4年前の3月中旬、仕事は繁忙期でした。

毎日残業続きで、早くても終電、日をまたいで帰るというのが1~2ヶ月くらい続いていました

眠るのは2時頃で6時頃に起床。睡眠時間は3~4時間と完全に睡眠不足

土曜日も出勤していたので、唯一の休みである日曜日に爆睡して睡眠負債をなんとか取り戻そうとしていましたね。

 

メンタルヘルスにおいて考えると、この時点で赤ランプ点灯していますよね。

身体はもちろんのこと、全く心が休めていませんから。

 

そういう生活をしていたときでした。残業しても仕事は次から次へとふってくる、別件も対応しなければならないと追い詰められていたとき、ふと機械が故障したんですね。

 

なぜかこのときでした。

 

「もうダメだ」

「辞めるしかない」

「もう嫌だ」

 

悪寒がしたように背中がゾクゾクとして、焦燥感、不安感がこみあげてきました

帰路につくときも、周囲が怖く感じるようになり、ビクビクしていました。

 

家に帰っても安心できませんでした。当時の状況を妻に聞くと「明らかに様子が違っていた。とてつもなくしんどそうだった。顔から生気がなくなっていた。」と言っていました。

 

ただ、それでも仕事への責任感からなんとか奮い立たせるんですよね。

「このプロジェクトももうすぐ終わる。これを乗り切れば楽になるはずだ!」と。

 

今だったら言います。やめとけマジで。。

 

案の定、プロジェクトが終結したにも関わらず、先に述べたような負の感覚はなくならず、増していきました。

通勤の電車でホームにいると、ぼーっと線路を眺めて吸い込まれそうになり、赤信号で止まっていると「飛び出したら楽になるかも」と、今までになかった思考が頭を駆け巡っていました。

 

ここで感じたのは死の恐怖です。このままではまずい。。電車でも信号待ちでも、極力先頭には立たないようにしていました。

 

もう限界でした。そこから仕事に行くどころか起き上がれずにいて、仕事を数日休んだところで、ようやく意を決して心療内科へ電話しました。

 

いくつか電話をかけたのですが、不愛想だったり、初診の受付を断られたりしたときに、今の通院先ですぐに受診できることになりました。

そこで、これまでの経緯を伝えると「うつ病です」とのこと。

 

正直、ショックというより、「あっ病気なんだ」と安心した気持ちが大きかったです。

 

医師からはすぐに休むよう伝えられたのですが、甘く見ていたり、諸々の予定があったので、通院しながら働くことにしました。

 

ここから今の治療生活が始まっていくんです。

 

改めて今だから言えるのは

 

ええからさっさと休め!余計えらいことなるぞ!

 

ですね。また、この続きを書こうと思います。

 

ご覧くださりありがとうございます。

 


【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

 

自律神経を整えることがメンタルヘルスのカギ!

Hi(^^)/ ウツローです。

 

みなさん、自律神経ってご存知ですか?聞いたことがあっても詳しくはご存知ではないのでしょうか。

自律神経をあなどってはいけません!自律神経を整えることがメンタルヘルスにおいてはすごく重要なんです!

今回は自律神経の解説と整える方法について紹介します。

自律神経とは

まず、自律神経(じりつしんけい)とは、脈拍や呼吸、心臓、消化などを調整している、意識しなくても働いている神経のことです。

この自律神経には、交感神経(こうかんしんけい)と副交感神経(ふくこうかんしんけい)という相反する作用があります。この2種類の神経、それぞれがバランスをとり合うことで健康が保たれています。

交感神経:昼に活発になる、体を覚醒させて活動的にする、イライラしたり、くよくよする感情をもたらす。

副交感神経:夜に活発になる、体をリラックスさせて休息させる、穏やかな気持ちをもたらす。

これらの交感神経と副交感神経がスイッチを切り替えながら内臓や血管などの働きをコントロールしているのですが、ストレスや心の悩みなどがあると、切り替えがうまくいかなくなり、自律神経と関与している機能にトラブルが発生してしまいます。

自律神経の乱れは、病気ではなく不調(頭痛、動悸、息切れ、耳鳴り、疲労感)といった体の症状が出てきます

普段は副交感神経が働いて穏やかな気持ちで過ごし、何か困ったときにだけ、それに対処できるように交感神経が働けば、うまくバランスが取れているのですが、ずっと交感神経が働いていると、自律神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になってしまいます

自律神経を整える方法

タイトルに整える方法と書きながら、自律神経は無意識に働いているので、実は人が意識して調整することは出来ないんです。。また、いったんバランスが崩れると修復することが非常に難しいのです。。

でも、うつ病になると、くよくよ考えてしまうので、交感神経が働き続けているのです!つまり、副交感神経に切り替えて、バランスを取り戻せばよいわけです!その方法がこちら!

①楽しく食事をする
食べると副交感神経が働くので、安らかな気持ちになります。ただし、食事のときは、副交感神経に切り替わる機会なので、テレビや雑誌を見ながらは良くありません。時間をかけて、楽しんで食べることが大切。

②入浴する
38~40℃のぬるめのお風呂にゆっくりと入るのが効果的で、副交感神経に切り替わり、その後の眠りも深くなります。

③呼吸
呼吸はとても特殊な自律神経で、自分で調整することができる唯一の自律神経です。腹式呼吸が有名ですね。

自律訓練法
1932年にドイツの精神科医シュルツによって創始された自己催眠法。「気持ちが落ち着いている」「両腕両脚が重たい」「両腕両脚が温かい」「呼吸がとても楽だ」「心臓が静かに打っている」「お腹が温かい」「額が涼しくて気持ちいい」といった暗示を順番にかけていきます。するとリラックスして、気持ちがよくなりストレスが取れている状態になります。やり方の詳細は次のURLがわかりやすいと思います。

※参考:https://www.youtube.com/watch?v=iHeWywYW-7A

⑤漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)
アメリカの神経生理学者ジェイコブソンが考案した方法。自律神経の働きによって起きた緊張を意識的にとります。体の各部位の筋肉を5~6秒間緊張させ、次にそれを一挙に弛緩(脱力)させることにより、緊張が意識的脱力につられてゆるんでいきます。脱力してゆるめている時間は少なくとも10秒は必要。こちらも具体的なやり方として、次のURLが良いと思います。

※参考: https://www.youtube.com/watch?v=61UQ8LSYRpk

まとめ(2020/3/18)

いかがでしたか。自律神経について、また自律神経のヘルスケアへの重要性をご理解いただけましたでしょうか。

私は紹介した中で、特に「呼吸」は毎日意識的に行っています。全部といわず、試せそうなところをやってみてください♪

では、ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病患者とどう接したらいい?日常通りで良いんです

Hi(^^)/ ウツローです。

うつ病になったと本人から聞いたとき、「どう接したらいいんだ?」と困りますよね。私も実際思ったことはありますし、言われたこともあります。そんな疑問にお答えします!!

※こちらの内容はYouTubeでも配信していますので、ぜひご覧ください(^^)

基本スタンスは「日常通り」と「あたたかな放置」

うつ病になったからといって、その人自身が変わったわけではありません。だからこそ、
日常通りに接する
これだけで十分です。

今回は以上です。えっなめてんのか?失礼しました。ただこれが最重要なんですよね。


うつ病になると様々なことに敏感になります、人間関係でも「陰口を言われていないか」「迷惑と思われているんじゃ」と感じてビクビクしてしまったり、音や光が苦痛だったりします。そんなときに腫れ物に触るように接すると、患者はこう思います

 

あっ私ってそんなに接しにくいんだ。気を遣わせているんだ。申し訳ない。。

 

声をかけた側の人は、特に詫びてほしいとかそういう気持ちがあるわけではなく、むしろ配慮した結果の行動だと思います。それでも、このように思ってしまうんですね。

だからこそ、日常通りの接し方がうつ病の方の心を穏やかにし、救われます
例えば、挨拶も「おはよう」「お疲れ様」「お休み」などで十分なんです。

またテーマにある「あたたかな放置」とはどういうことか?これも日常通りに近しいのですが、うつ病になると反芻思考(はんすうしこう)によって、1日中毎日、脳内は苦しんでいます。「俺なんて無価値だ」などとずっと自分で自分を責めています。

こうしたとき、助けてほしい反面、一人にしてほしいと思っています

なお、この場合の助けるというのは、「アドバイスをする」とか「それじゃダメだよ、ポジティブに考えなよ」などということではありません。これはむしろNG行為です。

本人は自分、病気との闘いでめちゃくちゃ消耗しているんです。そんなときにアドバイスや否定されると余計に自分を責めます。ただ単に、苦しさから解放されたいと思っています

だから、基本的にはそっとしておいてあげて、どうしても厳しそうだというときは「病院へ行こうか?」「大丈夫」と背中をたたく、抱きしめる。それが最高のスタイルです。

ぜひ、周囲の方々はこうしたことを念頭に置いてください。お願いします!

OKな言動

先ほども少し触れましたが、OKな言動についてまず紹介しますね。

◎:放置
◎:認める、肯定する
△:頑張れ(時期に応じて)

まず、放置ですがこれは上の通りですので、ここでは割愛します。

次に「認める」「肯定する」です。これまでに述べてきたように、患者さん本人は「自責」「無価値」「希死念慮」を抱いており、病気になった自分を認めきれず、苦しんでいます

そんなときに、「今のままでも大丈夫」「病気がそう思わせているだけだよ」といった言葉や、背中をポンポンとたたく、抱きしめるなどといった行為が有効です。

その言動に「あっ今でも大丈夫なんだ」「こんな自分を認めて、受け容れてくれている」と感じ、救われると同時に「ありがとう」という感謝の気持ちを持ちます

私も妻にこうした言動をとってもらったとき、泣きましたし、本当に安らぐことができました。一番迷惑をかけていると思っている分、すごく嬉しかったです

最後の「頑張れ」ですが、よく禁句と言われていますよね。ただ、時期・段階によります発症直後というのは、心身共にエネルギーが欠乏しているので、頑張ろうにも頑張りませんし、頑張り方もわからないため、NGです。

休養が出来てくると少し動きたくなり、家事や外出してみようと思ってきます、そうしたときには「頑張って」という言葉が「応援」に感じるようになるので、ずっとNGなワードではなく、時には良い言葉になります

NGな言動

逆にNGな言動は何か?実は山ほどあります。。汗
ここでは一例を紹介します。
✕:治そうとしない
✕:否定しない、アドバイスをしない✕:スケジュールを立てない、行動を促さない
上から順に、「治そうとしない」ってなんで?!とお思いかもしれませんが、治療行為を行えるのは医師であり、治していくのは本人です。

TVや雑誌、インターネットなどでうつ病の治療や効果のある食べ物などの情報を得るかもしれませんが、落ち着きましょう。それを言われても本人は受け容れる余力がありませんし、何よりも治そうとして頑張るあなた自身が疲れてしまいます

「介護うつ」や「うつはうつる」という言葉があるように、うつ病患者と本気で向き合うことによって、看病疲れが起こってしまい、共倒れになるケースがあります。それを防ぐためにも、「治そうとしない」「あたたかな放置」が重要なんです。

なぜかうつ病などの精神疾患に関しては、みなさん助けられると思っている方が多いんですよね。これは「心の風邪」という認識が今も残っているからでしょうか。

次に「否定しない」「アドバイスをしない」ですが、何度も述べたように患者さんは既に自分を責めています。そこに追い打ちをかけるように「それじゃダメだよ」とか「こうした方がいいよ」というアドバイスは、患者さんにとって攻撃と受け取ってしまいます

余談ですが、アドバイスというのは上から下のものに行うことと一般的にはされていますし、今の状態ではダメ、だからこうしようという否定的な側面があります。それを敏感に感じちゃうんですよね。。

次は「スケジュールを立てない」「行動を促さない」。重要です。

患者さんに必要なのは休養と治療です。

まずは思う存分、休ませてあげてください。そしてスケジュールも治療のみにしてください。それ以外は本人の状態次第で動かせてあげてください

例えば、大掃除、法事、買い物、帰省など、日常的なイベントってありますね。そんなとき、「手伝ってほしい」と思うでしょうし、それは本人も理解しています。でもそれをこなせるほどに回復してなければ言語道断ですし、回復していても、消耗が激しい、またスケジュール通りにできないと一般的な人よりもショックを受けて落ち込みます

出来るだけイベント事は避けるようにして、その日出来たらいいなくらいに思っていてください。
でなければ、余計厄介なことになりかねません。

まとめ(2020/3/17)

今回は、接し方のスタンス、OK・NGな言動の一例を紹介しました。

要約すると、患者さん本人は休ませておくこと

周囲の方々は、日常通りに生活し、共倒れしないこと

です。お互いを労っていきましょう。必ず良くなる日はきますから。

何か質問やご意見、コメントあれば、ブログやTwitterで受け付けます。

ご覧くださりありがとうございます。

 

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

メンタルヘルスに効果的なリラクゼーション

  Hi(^^)/ ウツローです。
 

「疲れた」「だるい」「癒しがほしい」「心がざわついて不安定」こうした状態は誰しもが経験されているでしょう

そんなときに手軽にできるリラクゼーションを紹介します!!

呼吸

マインドフルネスや瞑想といった言葉を聞いたことありますよね。

なんだか座禅やヨガで悟りのポーズをしながら行うイメージがついていると思いますが、これらに共通していることは「今」という瞬間に集中することです。

その極意が「呼吸」です。

普段、生命活動のために行っている呼吸ですが、心のバランスを保つ、心だけでなく身体の歪みを整えることにも役立ちます。そこに意識するのです。

吸う

吐く

この動作に集中することで、雑念が振り払え、集中力が増してきます

 

有名な呼吸法ですと、腹式呼吸ですね。普段、呼吸は胸式呼吸を行っています。文字通り胸、つまり肺の活動ですね。これをお腹を意識して行うものが腹式呼吸

 

吸うときにお腹を膨らませて、吐くときにお腹を凹ますという動作です

基本的には鼻から吸って、口からゆっくりと吐くとされていますが、両方鼻からでも良いようです。

 

私は下に貼った動画の先生の呼吸法がお気に入りです。

https://www.youtube.com/watch?v=0R4w1nPUJas&list=PLzBAwob7UcDeI7QZ1qBGzy5-ehs11HucA&index=9&t=0s (B-life、mariko先生)

アロマ

みなさん、香りって好きですか?私は好きで今回のアロマだけでなく、香水もいろいろと持っています。香りってすぐに気分転換できていろんな効果があるんですよね。

 

この「すぐに」なんですが、嗅覚というのはすぐに脳に刺激がいくからだそうです。そして順応(慣れと考えてください)が早いんですよね。だから、街中で「この人、香水きつ!!」って思ったことありませんか?それはおそらく香水をつけた方が「あれ?あんまり香らないな?」と感じているんですが、それは順化しているために、多量につけすぎる結果なんですよね。たぶん(単に好みもあるかもですが。。)

 

ということは、ずっと香る必要はないんです、例えばアロマで寝室に設置する場合、部屋に入った瞬間に、ふわっと香るくらいでその効果は十分にあります。

 

なお、心を落ち着かせるのに効果があるとされているアロマの一例は次の通り。

・ラベンダー

ジャスミン

ベルガモット

カモミール

 

こだわりだすとキリがないくらい種類もありますし、安価なものから高価なものまであります。私はひとまず試しで欲しかった程度なので、100均で買いました(ケチ?笑)

 

それでも効果を感じましたので、お近くの100均ストアで探してみてはいかがでしょう?

ハーブティー

アロマに関連してくるのですが、ハーブティーも効果があります。香りだけでなく、そのハーブのエッセンスを体に摂取することで効果があるんですよね。

 

特に日本人てリラックスするとき、コーヒーを飲むことが多いですよね(実は日本のコーヒー消費量は世界3位なんですよ!)。ただ、コーヒーってカフェインが入っていて覚醒し、睡眠に影響が出る、飲みすぎは体に悪いなど言われますよね。

 

ところがどっこいハーブティーは基本的にカフェインレスです。その点もあって、夜に飲んで落ち着くことができます。私は次のハーブティーを良く飲みます。

 

ペパーミント:スッキリしたいとき。

カモミールティー:気分を落ち着かせたいとき、寝る前。

 

こちらもアロマ同様にめちゃくちゃ種類があります。近所のスーパーにも売っていますので、お試しあれ~(^▽^)/

BGM

最後にこちら音楽です。みなさんお気に入りのジャンルがあるでしょう。私は別の記事でも書いた通り、HIPHOPが好きです!!

でもそんな毎回聞くほど私はパリピではありません笑

 

今回のテーマは、ラクゼーションですので「歌」は含みません。というのも、歌=言葉がありますよね。人間は母国語だろうとなかろうと、その言葉を理解しようと頭を使ってしまいます。これではリラクゼーションになりません。

 

だから、BGMなんです。YouTubeで「リラックス BGM」や「睡眠 BGM」などと検索すると、いろんな癒しのBGM(例えば川のせせらぎなど)が出てきますので、いろいろとご自身に合うのを探してみてください。

 

興味があれば、私が聞いているものも紹介しますので、コメントいただければお答えします。 

まとめ(2020/3/16)

いかがでしょうか。身近ですぐにでも取りかかれるリラクゼーションについて紹介させていただきました。他にもいろんな方法がありますし、試してきたものもありますので、また紹介記事書きますね。

 

是非、「これやってみようかな?」と思ったものは試してみてください☆

感想いただければ嬉しいです♪

 

ご覧くださりありがとうございます。

 

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病の予防ー疾患者だからわかるうつ病にならないためにはどうするか?

Hi(^^)/ ウツローです。

私はうつ病患者です。そんな私がうつ病の予防について書きます

信憑性ないですか?そうかもしれません。でもね、病気になったからこそわかる世界はあります。「こうしておけば良かったんじゃないか」という考えのもと、予防についてご覧ください。
 
YouTubeでも話していますので、ぜひご覧ください(^^)

睡眠を確保する

睡眠についての情報ってTVや雑誌など何かと見聞きすること多いですよね。まずは適正な睡眠時間から。
6〜8時間です

数ある文献を読みましたが、何においてもここについては共通していました。
この時間を上回っても下回っても健康被害は生じやすいと言われています。
例えば死亡率、生活習慣病、肥満などに影響するようです。

なお、睡眠には、体を休息させ、ダメージを修復する、治療の役割やその日の出来事、情報を整理、記憶の定着ということを担っています。だから、睡眠を確保することで明日への活力がでるんですよね。

ショートスリーパーという言葉はご存知でしょうか?簡単に言えば上の時間を下回っていても、生活、心身に影響が全くない人のことです。

これについて、ショートスリーパーになるには?」という本やセミナーをよく見聞きしますが、私は懐疑的です。

というのも、このショートスリーパーというのは遺伝要因が大きいとされている説が有力だからです。また、それはごく少数の方達だけです。それなのに、訓練してショートスリーパーになったとしても、おそらくその方には何かしらの不具合が起こるでしょう。

※実際、私の先輩で20年近く3時間睡眠の方がいましたが、心身を壊してしまっていました。仕事によって仕方なく身につけた結果、無理がきていたとと捉えています。

まぁ睡眠科学という分野はまだまだ発展途上ですが、そう思っています。よって、この6〜8時間を確保しましょう!!

なお、うつ病などの精神疾患になる方は、大抵この睡眠が崩れています。私は寝つきが悪かったです。いざ寝ようとしても1〜2時間は眠れないし、それで寝ても寝つきが遅いから自然と睡眠時間は短くなってました。

実際、精神疾患の方々、約50人と会いましたが、100%睡眠障害をもたれてました。本では出やすいとしか書いてなかったのに、全員だったので、共通の話題として、そこから会話していましたね笑

食事をバランスよく摂る

「体が資本」とはよくいった言葉で、その体を構成するのは食事から摂れる栄養なのはご承知の通りでしょう。 

バランスよくと言いますが、なかなか難しいですよね。外食はもちろん、UberEatsも流行って気軽に家で外食が食べられる、ほか弁や惣菜、冷凍食品、インスタントなどなど、美味しくて楽なものが世の中には蔓延しています。

まぁいいんじゃないですかね?笑 

食べたいときに食べたいものを食べる。これって欲求に忠実で心は満たされて健康だと思います(^^)

ただ、生活習慣病のリスクはありますから、週に2回までと制限を設けたり、旬のものを食べたりはした方がいいでしょう。

まぁ私は栄養士でもないので詳しくは言えません。

しかし、病気になると意欲全般が低下するので食欲も非常に落ちます。

私の標準体型は171cm、60kgなんですが、3ヶ月間で53kgまで減っていました

ダイエットしてませんよ!!全く望まずにカリカリの身体になっていました(泣)

人によっては過食になる方もいるようですが、私の場合は食欲がなくなって食べられなくなったので、「食べたいものを食べて栄養とエネルギーを摂る」ことがすごく重要に思っています。

外出する

えっ外出?運動じゃなくて?

そうです。まず外出するだけで相当な効果があるんです。

外に出ることのメリットは
日光を浴びること
運動になる

ことです。

(結局、運動かぃというツッコミは仰る通りとしか言えません笑)

日光、特に朝日を浴びる神経伝達物質という感情、意欲を安定させるものが整えやすくなったり、カルシウムやビタミンが生成されます。曇天でもこの活動には十分だと言われていますね。 

また、外に出る=歩きますよね。この歩くというのは、簡単な運動で筋肉を使えるし、リズム運動というものが脳に良い効果をもたらすものになります。 

目安としては6,000〜8,000歩がいいでしょう。

おそらく30〜60分ほどの距離だと思いますので、通勤・通学に加えて、ちょっと手前の駅で降りたり、お風呂に入るまでにちょっと散歩とかですぐ達成できるでしょう

これも、うつ病になってから、外出がものすごく怖い、億劫になって出られなくなったんですよ。。外に出ても3日ぶりとか深夜で人が少ないとか。。

まとめ(2020/3/15)

「睡眠」「食事」「外出」の3点が予防、メンタルヘルスの維持には有効だと考えています。よく世間でも言われていることだったり、特別なことはないと思います。だからこそです。

特別なことはなくとも、当たり前だからこそ、重要なんです。 

精神疾患の方は気づかれてるでしょうが、健常な方も意識しておいていただきたいです。
 ご覧くださりありがとうございます。
 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

精神科・心療内科の選び方<その2>

 Hi(^^)/ ウツローです。

さて、前回の続きで、病院の選び方について解説します。

YouTubeでも話していますので、ぜひご覧ください(^^)

大病院とまちのクリニックの違いは?

良い病院と考えると、大学病院だったり総合病院が良い気がしますよね。でも果たしてそうでしょうか。まずは違いを解説します。

 

大学病院・総合病院:文字通り、大きな病院であり、いろんな診療科がある。

〇メリット精神疾患で受診しても、臨床心理士が在中していてカウンセリングを受けられたり、身体の不調があれば、別の診療科を案内されたり、診察にも最先端の器具・機械が置いてある。また入院施設が整っている。

✕デメリット:待ち時間が長いであったり、診療時間・曜日が限られていたりします。また、医師の異動があり担当医師が変わることもある。


まちのクリニック:ある程度の都市部であれば、駅前や利便性の高い場所に病院がある。

〇メリット:通いやすいこと、比較的一人ひとりの受診に時間を割いてくれるということ。

✕デメリット:大きな設備がないため、重症で入院や精密検査を要する場合は、別の病院へ紹介される。


このように一長一短あります。前回の記事や後ほど述べますが、どの点に重きを置くか次第で変わりますので、ご自身の状況に応じて決断されて良いでしょう。

ちなみにウツローは、まちのクリニックに通院しています。

名医の見極め方

もちろん前提は「症状が良くなるか、治療に効果があるか」です。
とはいっても、事前に分かる方法があれば欲しいですよね。次のような項目をチェックすることを一例として紹介します。 


どの病院に所属しているか
理由:大学病院では、薬の実験をやりたいとか論文を書きたいというタイプの研究者の側面が強いであったり、経験の浅い医師もいるということが言われています。だからといって外来診察がいまいちということではないでしょうが、そういう傾向があるようです。また、クリニックの場合は、通常10年以上、病院勤務の経験がある精神科医が開業していることがほとんどです。そういう点では、ていねいな診察・治療をする傾向にあると言えるかもしれません。

 

精神保健指定医や精神科専門医、心療内科専門医の資格を有している
理由:精神保健指定医とは臨床経験が5年以上、精神科の診断・治療経験が3年以上で試験に合格すると資格が得られるもの。つまり、専門性の担保となりますね。これは、大体の病院のHPで医師紹介のページから確認ができます

他にもどういう学会に所属しているかというのも見ておいて損はないです。

私の場合、うつ病ですので、「うつ病学会」に所属されていれば安心できます。そうではなくて、児童うつだったり、統合失調症だったりと自分の症状とは違う学会に所属されている=研究領域が異なるというのも一つの指標になりますね。

これらが事前にチェックできる選び方ですが、今度は診察時におけるチェックポイントを紹介します。

①よく話を聞いてくれること。こちらの話を途中でさえきったりせずに最後まで聞いてくれること。

②治療方針や使う薬などについての説明がわかりやすく、こちらの疑問や質問に答えてくれること。

社会保障や福祉などの制度にも詳しいこと。


※余談ですが、「後医は名医」という言葉があります。これはいわゆるセカンドオピニオンのようなものですが、自然なことなんですよ。なぜなら、最初に通っていた病院が合わない、治療効果がないと感じて次の病院へ変える。変えた病院では、その情報をもとにして別の治療を始める、そして効果が出る。という流れです。

だから決して先の病院が悪いということにはならないので、むやみに非難は控えた方がいいと思います。たまたま合わなかっただけで、他の方には合うかもしれませんから。。

やっぱり「相性」そして「通いやすさ」

何度もすいませんが、何度も言うからこそ、私の強い主張とお考えください。

私の考える良い病院は「相性と通いやすさ」なんです。


やはり調子がよくないときは、外出するだけで億劫なのに、遠い病院だと電車やタクシーを使ってまで移動するのは、とても考えられませんでした。。

幸い徒歩10分圏内に現在の通院先がありますし、すぐ相談・診察しに行けるという点は助かっています。また、「通いやすさ」というのは、利便性だけでなく、「しんどくなったらすぐ行こう」と思えるかどうかにもつながります。

医師と信頼関係ができたり、相談しやすい先生であれば、治療に前向きになれます

 

別の記事うつ病寛解するには早くても3ヶ月~6ヶ月と書きました。治療にも一進一退があり、生活環境や性格などといった話を通院時にすることで、本人の状態や相性に応じていろんな薬の種類や量の調整をしていきます。この調整には、医師との関係性が出来上がっていくことが重要です。

おそらくみなさんも、医師に限らず初対面の人と出会うときは、まず様子を伺いながら話をして、最初から全てをさらけ出すようなことはあまりないと思います。

複数回会っていく、会話や時間を重ねていくことで関係・信頼が増し、相手の理解が深まり、相性がわかっていくでしょう。

医師との関係も同様です。通院を重ねることで病状の理解につながり、適切な処方や診断が出来ていきます

まとめ(2020/3/14)

結論は「相性」になりましたが、それまでにチェックする点も紹介しました。ぜひ診察、治療の参考になれば幸いです。

今回も、ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

 

精神科・心療内科の選び方<その1>

Hi(^^)/ ウツローです。

さて、これまでにうつ病になったら、うつ病を疑ったら病院へ行きましょうと言ってきましたが、、

「どういう病院がいいの?」「精神科ってなんかこわい。。」

私はそう思っていましたので、今回は「精神科・心療内科(クリニック)の選び方」について、書いていきます。

YouTubeでも話していますので、ぜひご覧ください(^^)

精神科と心療内科の違いとは?

まず、うつ病を始めとした精神疾患の場合、「精神科」もしくは「心療内科」を掲げた病院へ行くことになります。

そこで、私は「精神科と心療内科の違いって何?」と思っていました。なんとなく精神科の方がかたくて怖い雰囲気、、心療内科は優しそう、、そんな漠然としたイメージでした。さて実際のところどうなんでしょう

大差ないです!!

 
というのも、ともに精神疾患に関する専門医です。どちらともを掲げている病院もありますので、特に気にする必要ありません。


結局のところ「相性」

精神科、心療内科いずれの病院でもいいのですが、大前提は「その病院に通っていて治療の効果があるか」がポイントです。

通院しているのに効果がないって費用も時間も無駄ですから(泣)

おそらく病院を選ばれるとき、次のような行動をとりませんか?
・インターネットで病院のHPをみる
・口コミ(インターネットや周囲の情報)を見聞きする
・周囲の看板で目に入ったところ
・自宅または職場、学校の近所で探す

私もそうでした。実際選んだところは「自宅の近所」の病院です。
ただ、1軒目の病院ではなく2軒目の病院なんです。それがこの章で言いたいこと。

「相性」です。


こればかりは、AIロボットに治療してもらうわけではないので、医師もこちらも人間ですし、通ってみなければわかりません。いくらHPが充実していても、口コミが良くても、自分にとって良いかどうかは体験するまではわかりませんから。


精神疾患の場合、長期間の通院を要しますので、この「相性」が超重要なんですよ。 


なんせ何度も足しげく通うのに「この病院、医者ってなんか合わないんだよな~」と思いながら通うのと「今日は診察の日だ。ちょっと変な症状でてきたから相談しよう」と思える病院とどちらがいいかは明らかですよね。


だから、選ぶ過程は上述のHPや口コミであれなんであれ構いませんが、通い続ける病院に関しては1回で決まるわけではないので、ふらっとひとまず通ってみましょう。


先ほど私は2軒目の病院と書きましたが、1軒目はまさに「相性」が悪かったです。口コミ自体は良いですし、後々聞くと割と評判は良い方だったんですよね。でも、私の話を聞いてくれないというか、医師側の主張が強いというか、、信頼が置けなかったんですよ。だから、少し通っていましたが、やめました。


今通院しているところは、よく話を聴いてくれますし、私の主張を尊重して処方やアドバイスをしてくださいます。やっぱり、人間ですので、こうしたことは体験しないとわからないと痛感しました。


※ただし、ドクターショッピング(何軒も病院を変えること)は、私が読んできた文献においては、あまり推奨されていません。試すにしても3軒程度にとどめることが望ましいようです。


盲点なのは薬局!

ここまでで、病院へ行って相性を確認することまでは、ひとまずご理解いただけたかと思います。これに加えて盲点となる場所、薬局です。

これは正直、気にしていませんでした。
ですが、Twitterを見ると薬局・薬剤師が合わないというケースもあるようです。
先ほど、精神疾患では長期間通院すると書きましたが、薬局も同様ですので、安易に病院の近所にして固定というわけではなく、普段(内科など)でかかっている馴染みのある薬局にするとか、こちらも試した方がいいです。

詳細は別の記事で書く予定ですが、精神疾患の社会支援の一つに「自立支援医療」という制度があります。簡単に言えば、審査に通ると医療費負担が3割から1割になるという制度です。これを申請するには、通院先と薬局を固定しなければなりません。その点に関しても、「相性」というのが重要になってきます。

まとめ(2020/3/13)

今回はまず病院へ行く際の選び方について、簡単に説明しました。世の中にはいろんな病院の種類や医師がいますので、次回はより詳細を書きます。そちらもぜひご覧くださいね。

 

今回も、ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病になってからの会社・学校の休み方

Hi(^^)/ ウツローです。

うつ病になって「会社(学校)はどうしよう?」とお悩みの方へ

休んでください!!


今回のテーマは「うつ病と診断されてから休むまで」の流れを書いていきます。

休む選択、勇気を持とう

大事です。私も診断された当初は「なんとか働けてるし、繁忙期だし、働きながら治療します」と言って、休みませんでした

ですが、その2ヶ月後、パタリともう本当に身体が動かなくなり、欠勤が続いたため、上司と相談し休職することになりました(上司には病気になったことは伝えていました)。

この経験から、中途半端な治療は症状を悪化させ、結果として無理が生じて休むことになることを学びました。

いろいろと気になるでしょうが、早期に休んで、重症化する前にしっかり治すことが、自分にとっても会社(学校)にとっても良いことですので、休むという選択を勇気をもって決断することを強く推推奨します!!

本当に。。

診断書をもらう

では、実際にどうやって休職(休学)をするか?ですね。簡単です。まずは、病気を診断された通院先に行き、診断書をもらいましょう。

費用は大体3,000〜5,000円くらいが相場だと思いますが、それは通院先におたずねください。

診断された当初から医師が「診断書出して休みなさい」と言われた方もいらっしゃるでしょう。そのときにもらえたらOKですが、私のように一度断った場合でも大丈夫です!

「やはり休んでしっかり治しますので診断書ください」と言えばもらえます。大抵はその診察後の清算の際に用意してくださります。

これでこの段階の任務は完了です!

「休養期間はどのくらい?」「内容はどんなことが書かれているの?」と気になりますかね?

お答えします。

休養期間はひとまず1ヶ月にしましょう。医師側も最初から3ヶ月〜半年という診断書はおそらく出しません。治療の進行度に応じて期間も合わせていきますので、初めは1ヶ月でOKです。

ただ、1ヶ月で治る!というわけではありません。別の休養についての記事でも書きましたが、1ヶ月休めば多少の意欲が湧き、動けるようになることが大半です。その状態で仕事や学校にいくことはかなり困難です。

よって、1ヶ月とりあえず休んで、状況に応じて、休養期間を診断書とともに更新していくことになります。 

休職(休学)の願い出をしよう

診断書をもらえば、次は勤務先や学校に休養の申請をします。

まず社会人の場合です。

人事部門に休職願という書類がありますので、そちらに必要事項を記入して、診断書とともに提出するだけ

多少のヒアリングはされるかもしれませんが、診断書をもって願い出る以上、却下されることはないでしょう。

※却下されたらブラックです。退職を考えても良いケースです。まじで。。

次に学生の場合、大学生なら学生課、高校生だと担任の先生に休学の相談にいきましょう

そこで休学の手続きについて説明がなされます。おそらく休学願、診断書とともに休学費を納付すれば完了です。

ただ、時期や学校によっては、その学期に休学という手続きはできないかもしれません。でもそれは学校側の体制なだけですから、無視して休めばいいです。仮に大学だと授業受けないだけでいいということ。

学費はもったいないかもしれませんが、それで病気が悪化する方が大変ですよ!!

休養と治療へ

ここまで来たら会社や学校を休む手続きが出来ました!お疲れ様です!よく頑張りましたね(^^)

しっかり存分に休養すること
病院を定期的に通い、治療を進めること


これに専念してください。

まとめ(2020/3/12)

休み方について、簡単な流れを説明しました。各機関に応じて、多少のズレはありますので、そのあたりはご確認ください。

要約すると、うつ病を発症したら、すぐに休みましょう!

ということです。


ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

うつ病になって出来ない、辛くなったこと

Hi(^^)/ ウツローです。

うつ病を患ってから出来なくなったことって割と多いんですよね。個人差はありますが、私の体験談と現在どうなっているか?次の流れに沿って書いていきます。


 ノイズ系

変なカテゴリー分けになってしまいましたね。ノイズ=雑音、騒音。
病前は特に気にならなかったものが、非常にストレスに感じるようになりました。

まずはテレビ
小さい頃からバラエティやドキュメンタリー、スポーツ、アニメなど、テレビはつけっぱなしで寝るような家庭に育ってきました

いや消せよ。電気代もったいないし、マナー悪いやろ


そんな私がテレビをつけなくなりました。朝のニュース番組だけは、妻が時計代わりに観ているので流していますが、私はほぼ観ません。映像を追うのも音声を流すのもキツイのです。。だから、妻が出かけたら、すぐに消してます(汗)


観ている番組がニュースなので、アナウンサーが話しますし、これまでも観てきたので、ストレスなワケないんですよ。でも「つけないでくれー」「消したい」と内心では叫んでました。

少しずれますが、長時間座っているのもしんどかったですね。
というか病気になった直後は寝込んでしかいられなかったです。
だから映画を一本観るなんて考えられないくらいハードなことになっていました。


ノイズで言えば、音楽もそうです。
普段HIPHOPでアゲアゲノリノリな曲が大好きなんですが、無理!!というかジャンルに限らず歌が無理!!

なんとか自律神経(じりつしんけい)を整えるような癒やし系BGMは聞けるのですが、他はもう頭がパンクしそうになりました(ノリノリでヘッズになってるわけではありません笑)。

他にもモーター音ですね。
掃除機やドライヤーの音。気が狂いそうでした。ドライヤーはまだ我慢できましたが、掃除機は大変でした。妻には「俺がいないときにかけて。それかワイパーにして。」とガチで頼んでました。。

これらノイズ系の現在はどうなったかまとめます。

テレビ:苦手。でも観られる。ただ、内容が薄くて偏ってるので、なくていいものになってきました。

音楽:HIPHOP復活!なんならライブも行けたYo!!

モーター音:まぁ普通かな?ドライヤーは特に問題ないです。掃除機はまだ苦手なので、あえて自分で覚悟をもってかけるか、変わらず私の不在時にかけてもらいます。

気分転換系

これもざっくりしたカテゴリーです。
よくね、うつ病になった人に「気分転換にカラオケ行こうよ」「温泉旅行でもいったら?」とか言う人が多いんですよ。

は?無理です!!

気分転換というかもうハードモードです。
先ほど寝込んでいたと書きましたよね?だから外出自体が高い壁なんです。しかも会話もしていないのにカラオケ?外出していないのに旅行??
 
いやいやいやいや。殺す気ですか?という心境です。

家ですら寝込んでいるのに、外に出るとか無茶いいなさんな。仮に外に出ても旅先で症状が悪化したら、どうすんの?どうもできないでしょあんた。という感じですし、自分自身が不安をまとっています。

だから、健常者にとっての気分転換は、うつ病の方にとって気分転換は気分転換でもマイナスへの気分転換です!!

これ大事!!

これら気分転換系の現在について。

カラオケ:行けます!HIPHOP歌ってます。騒ぎたくなるときあるので、これは楽しめるようになりました(*^^*)

旅行:これはまだ無理です。不安感強すぎます。見知らぬ土地に長時間いることを考えるだけで気疲れするので、まだまだですね。

日常生活系

もうおわかりでしょうが、寝込んでいると度々書きました。つまり、日常生活が出来ません。

例えばお風呂ものすごい億劫です。汗かくし、気持ち悪いし、臭いしで入った方がいいのはわかってるんです。でも辛いんです(泣)
夏場でも3日ぶりとか、冬場でもシャワーでちゃっちゃと終わらすなんてざらです。

ちなみに私、YouTubeである程度、顔出ししていて、ヒゲ生やしてるんですよ。

その理由の一つは「剃るのが面倒」だからです。

今では整えて「オシャレひげ」みたいにしていますが、ひどいときはぼーぼーでした。

 あっ電話
ノイズに関係しますが、電話が恐怖のツールになりました

突然くるでしょ?「こっちは気持ちできてねーよ!!」と思ってとれなかったです。

ここだけの話(って公開してますが笑)、「寝てた」「気づかなかった」と言い訳してましたが、大体ウソです。わざと無視です。ばっちり気づきながら「早く切れよこの野郎」って思ってました。はい、すみません。

車の運転もこわいですね。
まずね、薬の注意書きに「運転される方は注意してください」ってあるんですよ。その時点でもう乗りたくない。でも、移動手段としては人に会わないし、筋力使わずにすむし、利点はあるんですが、避けたいものでしたね。

元々はドライブしてましたし、ゴルフもするのでと遠くまで運転とか余裕だったんですよ。でも時間と比例して「このまま死ぬかも。。」と当たり前のように考えてました。

こわっ!!

これら日常生活系の現在は

お風呂:ほぼシャワーですが、基本的にできます。予定が全くないと2日ぐらい入らない日はありますが、外出できるようになってからは、入ろうという気になりました。

電話:苦手なまま。むしろもう苦手でいいやと思っています。今はLINEやチャットなど使えば連絡も素早くとれるし、そちらを使います。何度かやり取りしたことがある人には「電話苦手やから、今後かけるときあったら事前にLINEして」と言って対応してもらっています。

運転:できます。ただ、機会は減りました。不安がないわけではないですし、寝込んでた分、徒歩20分圏内くらいなら歩くようにしていることも関係していますね。

まとめ(2020/3/11)

今回は、重苦しい話になっちゃいましたが、私が伝えたかったのは、うつ病になると、以前好きだったものが嫌いになるほど、状態が変化する」ということです。

患者の方は「自分だけじゃない」と安心してほしいですし、周囲の方は「良かれと思ってたけど違うのか」と気づいていただければ嬉しいです。

内容はマイナスなことを書きましたが、現在のまとめにあるように、回復するにつれて、好きになっていったり、案外そのまま苦手でも困らなかったりしますよ。

ご覧くださりありがとうございます。

 

【ウツローinfo】
YouTubeTwitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)

ウツローのメンタルヘルスch


ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09

Copyright ©ウツローのメンタルヘルス blog All rights reserved.

プライバシーポリシー