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うつ病になったら抱く「自責感」への対処

Hi(^^)/ ウツローです。

今回は「自責感(自分を責める感情、思考)」への対処を書いていきます。

 自責の感情・感覚

うつ病になると「脳の神経伝達物質の異常」が起きるうつ病は「脳の病気(機能低下)」であることはこれまでに述べました。その神経伝達物質や脳の機能が「思考」「判断」「意欲」と密接に関わりがあります

そこで起きる感情が今回のテーマの「自責感」

例えば次のような感情、思考を抱きます。
・病気になった自分は情けない、ダメな人間だ
・病気になって周囲に迷惑をかけている
・なんで病気になってしまったんだ

こうした感情が起きると非常に辛いですし、不安や希死念慮につながっていきます。

自責感を抱きやすい性格・思考

自責感を抱くことは非常につらいんですし、こうした感情を抱く必要はないんですが、次のような性格・思考をされている方は特に強いと思います。

・まじめ
・努力家
・抱え込む
・完璧主義
・周囲と比較する

一見すると「普通」むしろ「優れている」性格や思考がより自責感を増長させます。なぜか?

自責感を抱くほど責任感が強く、負の感情に対処しようと向き合うから

だと考えています。すごく良いことですし、格好いいんですが、これで調子を崩してしまうと厄介ですね。

自責感への対処法

ではどうするか?

一番は思考のバランスを整えること

に尽きます。うつ病になる原因の一つは「認知(思考)に偏りがある」ことと言われています。つまり度が過ぎていたり、思考の幅が狭かったりすることが多々あります。先ほどの例で見ると次のような思考に変えられると良いです。

・まじめ ⇒ 適当でも良い
・努力家 ⇒ 全てに努力する必要はない。手を抜いても良い。
・抱え込む ⇒ 周りも頼ろう。
・完璧主義 ⇒ 完璧はこの世にありえないこと。
・周囲と比較する ⇒ 他人は他人。

「余裕がもてるくらい適当に」できると視野も広がりバランスが保てるでしょう。

まとめ(2020/4/19)

最後に私が自責感への対処に有効だった偉人の名言を紹介します。

「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか。」アルベルト・アインシュタイン

 

ご覧くださりありがとうございます。


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