うつ病は脳の病気ーモノアミン仮説
Hi(^^)/ ウツローです。
以前、別の記事で、うつ病は脳の病気であると書きました。
今回は「なぜ脳の病気」なのか?という点について掘り下げていきます。
では、Let’s Go!!
モノアミン仮説
見聞きしたことありますかね?まず第一になるのが、このモノアミン仮説です。
モノアミン仮説とは、気分や感情に関係する神経伝達物質のモノアミン(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン)が不足しているということが、うつ病の人の脳で起こっているとされている説です。
そこまでわかっているなら、なんで仮説なの?
と思いませんか?私は思いました。
それは、うつ病の人の脳で起きているのは明らかなのですが、なぜそうなるに至ったかという原因が解明されていないからです。
そう、現在の精神医学では、うつ病に伴う症状がこうしたモノアミン、脳の機能低下によって発生していることはわかっていても、なぜそうなるかまでは検証段階なんですよね。。
だからいろんな情報が錯誤していますし、日々更新もされていっています。
早く解明されてうつ病患者(私も)が治りますように!!(切実)
モノアミン仮説に対する治療
前章でモノアミンが不足していることは述べました。このモノアミンについては冒頭のリンク先にそれぞれがどんな活動を担っているかも書いていますので、ぜひご覧ください。
うつ病の基本的な治療は「投薬治療」であり、処方されるのは「抗うつ薬」ですよね。
これには、SSRI、SNRI、三環系、四環系などといろんな種類がありますが、薬に関しては別の記事で書きます。
これらに共通しているのは、モノアミン、特にセロトニンやノルアドレナリンに作用する・増やす働きがあるということです。
不足しているなら、薬の力を借りて分泌を促そう。セロトニンが増えれば意欲の向上や不安の解消にもつながっていくだろう。こうした目的で処方されています。
読んできた文献によると、セロトニン自体はすぐに増えていくようですね。ただ、それを伝達する神経が破壊されている、機能が低下しているなどといった影響から、効果が出るまでは2週間かかるであったり、うつ病患者の3割が薬が効かないなどといった情報もあります。
モノアミンの原料
これらモノアミン。健康なときには正常に分泌されていますから、薬がないといけない!というわけではありません。もちろん病気になったら薬を飲むべきですし、私は「薬を飲まずに治す」と謳っているところは懐疑的な姿勢です。
モノアミンの原料はどういうものか??
直接的に作用するわけではなく、体内でアミノ酸を、次のような過程を経て合成されていきます。
セロトニン:たんぱく質→Lトリプトファン→5HTP→セロトニン→メラトニン
ドーパミン・ノルアドレナリン:たんぱく質→Lフェニルアラニン→Lチロシン→Lドーパ→ドーパミン→ノルアドレナリン
ちなみに睡眠に良いと言われているGABAも似たような過程ですので、追記しますね。
GABA(γアミノ酪酸):たんぱく質→Lグルタミン→Lグルタミン酸→GABA(ガンマアミノ酪酸)
※ガンマアミノラクサンと読みます。
いくつかメディアや薬局のサプリメントで見かけたことがあるものも見つかりますかね?
現代の日本人は、ビタミンやカルシウムが不足していると言われていますが、たんぱく質も同様です。
たんぱく質といえば、鶏のむね肉やささみ、大豆製品(納豆、豆腐など)が有名ですね。
私はトレーニングをしていた時期もあったので、プロテインを常備しています。普段の料理で確保しづらければ、プロテインを摂るというのも一手だと思っています。
こうした栄養に関する情報やサプリメントについても試してきたものがありますので、また記事にしようと考えています。
まとめ(2020/3/23)
今回は脳の病気とされている一番の説である、モノアミン仮説について書きました。
他にもいろんな説が日々更新されいっていますので、別の説についても書いていきます。ぜひご興味があれば、ブックマークや読者になっていただければ励みになります(^▽^)
ご覧くださりありがとうございます。
【ウツローinfo】
YouTube、Twitterやってます。評価、コメント、フォローをよろしくお願いいたします(^^)
ウツロー〈うつ病界のイチロー選手=ウツローが社会を切り拓き輝く!!〉 (@utsuro_ch)さんをチェックしよう
https://twitter.com/utsuro_ch?s=09