ウツローのメンタルヘルス blog

うつ病界のイチロー選手=ウツローによる心の健康情報

「肯定」「承認」「共感」でうつ病は救われる

Hi(^^)/ ウツローです。

前回、「自責感」について書きましたが、本人の認知(考え方)を変えるだけではなく、周囲の援助によっても対処できるんです。ではどうするか?それについて述べていきますね。

では、Let's Go!!

うつ病になると自己肯定感が低くなっている

うつ病になると自責感や罪悪感を抱いたり、自分自身を無価値に思います。これはうつ病の診断基準でもあるので、「そんな考えしなくていいよ」と言っても無理です。その思考に陥ってしまって発病していますし、病気が助長させますから。。

つまり

「自己肯定感」が低くなっているむしろ「自己否定」をしている

という状態になっています。ここから抜け出すことに前回のような思考を抱いたり、休養、服薬、認知行動療法などの心理療法が大事なのはもちろんですが、周囲の方々でも出来る援助があります。

肯定・承認する

病気の当事者は自己否定をしていると言いました。そのため、周囲から肯定してみましょう。言葉をかける、態度で示す、何でもいいです。その人、その状態を肯定・承認することです。

具体的には次のような言動です。

・大丈夫。病気が辛くさせているだけ。
・あなたはあなた。生きているだけで十分嬉しいよ。
・抱きしめる。
・手を握る。
・背中をなでる。

こうした言動をするだけでずいぶん楽になります。私は既婚者ですが、妻によく「背中をなでて」もらっていました。なんか心臓付近がつらかったんですよね。胸がしめつけられるというか。。それを背中をなでてもらったり、ぽんぽんとしてもらえると気が楽になったことを覚えています。

ありがとう!!愛妻!!

共感する・ねぎらう・ほめる

まず始めは前述の通りですが、少し回復して活動ができるようになったときは、「共感する」「ねぎらう」「ほめる」ことが回復を促しますこれはうつ病に限らずメンタルヘルス、人間関係、コミュニケーションを円滑にするスキルでもありますね。

こちらも具体的には次のような言動をとればよいでしょう。

・辛かったね。しんどかったね。
・すごく頑張ってるね。
・しっかり眠れたんだね。すごい!!
・お風呂入れてNice!!
・ご飯作ってくれたの?ありがとう!!

病前からすると「なめてんの?」と思うような言動なんですが、病気になるとお風呂に入れないというか何もできなくなるので、何か行動ができたときに自分だけでなく、周囲からもそのことをほめられるとすごく自信がつきます。

ここまで出来るようになったんだ!

と思えて、さらに高次元の活動ができそうな感覚になってきます。仕事や日常生活でも言えますよね。何気ない会話、料理、掃除など当たり前のようなことをそのままにしていませんか?

当たり前のことを当たり前にできる。そしてそれに感謝する、称賛する。

これが日常から自己肯定感を高め合う最高の言動だと考えています。

まとめ(2020/4/20)

うつ病を発症した後だけでなく、予防の面、コミュニケーションを円滑にする上でも重要なスキルです。ぜひ「今あること」「今出来ていること」に感謝し、称賛しましょう。

ご覧くださりありがとうございます。

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