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うつ病界のイチロー選手=ウツローによる心の健康情報

睡眠の取扱説明書!質の良い睡眠をとる2つのキーポイント

Hi(^^)/ ウツローです。

YouTubeでも紹介しましたが、うつ病になってから睡眠障害が起きました。
入眠障害中途覚醒早朝覚醒、、どれも辛いですですよね。。

そこで私は質の良い睡眠をとるべく、様々な文献を読み漁り、2つのキーポイントがあることを学びました!!今回はそちらを紹介します。


では、Let’s Go!!

生体リズムとホメオスタシス

人間には、次の2つの仕組みから、睡眠をとっています。

生体リズム:「暗くなったら眠る」という自然に眠くなる仕組み

ホメオスタシス:「疲れたら眠る」という体がバランスのとれた状態を維持するための仕組み

前者の生体リズムは、スタートが睡眠ではなく、起床時間ですので、良い睡眠をとるためには、眠る時間(入眠時間)を決めるよりも、「起床時間」を決めることの方が重要なんですよね。

なお、後者のホメオスタシスは、疲労やダメージを睡眠によって回復するであったり、記憶の定着や思考の整理に役立つとされています。

よく受験勉強などで「寝る前に勉強した方が頭に残る」というのはこちらの仕組みなんですよね。

1つ目のキーポイントは「日光」

睡眠中には「成長ホルモン」「メラトニン」「コルチゾール」といったホルモンが分泌されます。

それぞれについて少し説明しますね。

成長ホルモン:入眠から3時間以内が最大になります。よくゴールデンタイムは22~2時という話がありますが、この時間帯というのはあまり関係ありません。あくまで、入眠から3時間以内というのがゴールデンタイムです。

メラトニン:光によって分泌量が決まり、入眠から3時間後に最大分泌量となります。朝陽を浴びると分泌が減り、夜に向かって増えていきます。

コルチゾール:起床時間によって分泌量が決まっており、起床3時間前から分泌され始め、起床時に最大となります。

先ほど述べたように「起床時間」が生体リズムのスタートとなる、その始まりは「日光」「朝陽」を浴びるということです。

その日光を浴びることで、これらのホルモン物質が適切に分泌されたり、抑えられたりするんです。太陽は恵みとは良く言ったものです。

2つ目のキーポイントは「体温」

よく「睡眠は90分サイクルが良い」と言われておりますが、それは先ほどのホルモン分泌によるものと、体温リズムによるものからきています。

これまた3つあるんですよ。

メラトニンリズム:起床から4時間以内に日光を浴びるのが良いとされています。この眠気のもとになるメラトニンの分泌を止める光の強さは1,000~2,500ルクス以上と言われています。

窓から1m離れたところでカーテンを開けると3,000ルクスあるようですので、ぜひ目覚めたらカーテンを開けて朝陽を浴びましょう!!


睡眠ー覚醒リズム:脳の働きを管理するために1日に2回眠くなるリズムです。起床から8時間後と22時間後の2回あります。

深部体温リズム:内臓の温度で、直腸体温ともいわれます。動物は体温が高いほど元気になり、低くなると眠る性質があります。よって、起床から11時間後が最も体がよく動く時間帯で、22時間後は活動できなくなる時間帯とされています。

ちなみに、90分サイクルとは正確に90分というものではなく、個人差があります。大体80~100分とされているので、その中間である90分ということなんですね。だから、あまり神経質に90分!と考える必要はないですよ(^^)

睡眠と起床時間の具体例

ここまでいろいろと述べてきましたが、具体例があった方がわかりやすいですよね。

では、仮に6時起床、23時睡眠を想定して次の図をご覧ください。

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起床ー睡眠のリズム(例)

 

まとめ(2020/4/8)

いかがでしょうか?睡眠の仕組みについてなんとなくだったことが、少し理解できたのではないかと思います。最後に睡眠について非常にわかりやすく、実践的で参考になった本を紹介します。

 

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ご覧くださりありがとうございます。

 


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